5月18日に、米国・ニューヨークを拠点とするArt Directors ClubによるADC Annual Awards(以下、NY ADC賞)が発表となった。
101回目の開催となる本年度は54カ国から計1万565点のエントリーがあり、その中からChange the Refの「The Lost Class」が、最高賞であるTHE BEST OF SHOWを受賞した。同作品は、本賞で8つのゴールドキューブ、7つのシルバーキューブ、6つのブロンズキューブ、7つのメリットを獲得している。
日本の出品作品からは、Spatial Designカテゴリーでパノラマティクスと博展による横須賀市の平和中央公園に設置されたモニュメント「THE AXIS OF PEACE」が部門最高賞のTHE BEST OF DISCIPLINEを受賞した。
本年度、NY ADC賞では36か国のエージェンシー、スタジオ、個人、ブランド、制作会社が、合計95個のADCゴールドキューブ、114個のシルバーキューブ、172個のブロンズキューブ、381個のメリットを受賞。受賞数の上位5か国は、米国:372、ドイツ:91、中国:73、日本:46、カナダ:37という結果になった。