ステレオタイプに対する行動を喚起せよ:ヤングカンヌ参戦記(前編)

はじめまして。電通デジタル(出向中)&Dentsu Lab Tokyoの中山桃歌と電通4CRPの鎌田明里です。私たちは入社6年目の同期ペアで、2022年ヤングライオンズコンペティション(ヤングカンヌ)デジタル部門日本代表として本戦に参加しました。

残念ながら入賞はできなかったのですが、少しでも次の方のお役にたてるように、反省や学びを書いていきたいと思います。

本戦終了直後の写真。右が中山、左が鎌田です。寝不足と疲労でdigitalのスペルを間違えています

 

24時間でアイデア出しから企画書作成まで

ヤングカンヌは、30歳以下の若手クリエイターが2人1組となって参加する広告アイデアコンペティションです。プリント、PR、デザイン、デジタル、メディア、マーケティング、フィルムの7つの部門があります。私たちはデジタル部門で世界の代表と戦ってきました。

聞いた話によると、去年の本戦優勝者はゴールドに選ばれたことで昇進したり、それによって仕事が入ってきたりしたそうで、日本より影響力は大きそうでした。ちなみに今年デジタル部門は46カ国が参加。これはどの部門よりも一番多い参加国数でした。

毎年、国際的な社会問題1つとWWFのようなクライアント団体が指定され、その問題を解決するアイデアを英語の企画書にして24時間以内に提出します。翌日に、英語でアイデアを審査員にプレゼンし、質疑応答などが行われて順位がつけられます。もちろんオリエンも質疑応答もすべて英語です。

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