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ヤフーが地方局と共同制作、戦争の記憶を伝えるコンテンツを公開

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ヤフーは、戦後70年となる2015年より戦争の記憶と記録を伝える「未来に残す 戦争の記憶」プロジェクトを継続している。戦後77年目となる今年も新コンテンツを公開した。

今年公開されたのは、「『一枚の写真さえ利用された』戦時下の”会いに行けるアイドル”たちの告白#戦争の記憶」と題された記事。昭和初期から終戦間際まで、戦時下の日本には現代と同じような「アイドルに会いに行ける劇場」があり、戦争が進むにつれてアイドルたちは戦地への慰問などに動員された。当時のアイドルたちの証言や各種資料などから、戦争とアイドルの関係性やエンターテインメントの真の意味を問いかける。

8月12日以降公開される特集「南九州、特攻の地から」は、鹿児島読売テレビ、熊本県民テレビ、テレビ宮崎と「Yahoo!ニュース」による共同制作。アイドルグループ「アンジュルム」メンバーで熊本県出身の上國料萌衣さんが、空襲を体験した男性を訪ねた記事や、元特攻兵へのインタビュー記事を公開する。


そのほかにも、戦争の記憶を未来の世代へつなぐべく語り部として活動する若者を追った記事など、「特攻」をテーマにした多数の記事・動画を公開予定だ。

また、NHKおよび全国各地の新聞社と連携し、戦時中の生活のエピソードをSNSに投稿してもらう「#あちこちのすずさん」キャンペーンを今年も実施する。映画『この世界の片隅に』の主人公「すず」のように、戦時下に暮らす人たちのなにげない日常のエピソードを集める取り組みで、2019年より継続している。

さらにロシアのウクライナ侵攻開始から半年を迎える8月24日には、特集「侵攻から半年 ウクライナ市民の暮らし」を公開する。BBCニュース、AFPBB News、TBSテレビ、毎日新聞と連携したコンテンツだ。

無料動画配信サービス「GYAO!」でも、8月2日~8月31日の期間中「映画が伝える戦争」特集を行い、各地でリバイバル上映中の「ひまわり」のほか、戦争をテーマとした映像作品を期間限定で無料配信する。