ヤッホーブルーイングは、日本記念日協会が認定・登録する8月18日の「約束の日」に合わせて、大切な人との未来の約束が叶った時に乾杯する「約束のよなよなエール」の予約受付を開始した。
本製品の発売日は10年後(2032年)と20年後(2042年)の7月7日(「よなよなエール」の誕生日)となる。
その予約方法は、“大切な人との未来の約束” をすること。
未来の約束を行う方法として、同社では10年〜20年の約束を書いた手紙を保存するための「タイムカプセル」となる「よなよなタイムカプセル缶」を作成。特設サイト他、期間限定で東京都内にオープンする「約束のよなよなエール タイムカプセル醸造所」(東京ソラマチ ソラマチ広場、ららぽーと豊洲)、また同企画に共感した企業や、よなよなエール公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」にて配布する。
またTwitter にて、「#約束のよなよなエール」「#2032年の飲み約束」等のハッシュタグを付けて大切な人との未来の約束を投稿することでも予約完了となる。
10年後、20年後の時点で、各人が保管している「よなよなタイムカプセル缶」、もしくはTwitterの投稿を提示した人に優先的に販売をする予定である。
10年後、20年後に販売するというタイムスパンの長い企画はどのように生まれたのだろうか。
「よなよなエールのターゲット層は30〜40代が多く、その年齢になってくると、今後の自分の生き方・こどもの将来・日本経済など、未来を考えると明るくないことも多いなと感じていました」と、このプロジェクトを企画したクリエイティブディレクター 佐藤ねじ氏はその背景を話す。
「それでじゃあ、よなよなエールとして何か、未来を明るくできるようなことはないかと考えたときに、今日本が抱えてる課題を目の前にして、そんなこと広告でやるのは難しいなと思いました。僕自身も40歳手前で、広告のメッセージで心が動くようなことも減ってくるというか、いい広告があっても、それはあくまで事例として記憶しておくみたいに、ドライな感じになっていくというか。

