民主化するD2C、問われるのは「なぜやるか」――伊藤謙太郎・武田康平・廣田周作

応援購入を後押しするプラットフォーム「Makuake」では、コロナ禍からOEMや下請けの企業が自社プロダクトを立ち上げるケースが増えたという。

廣田

:Makuakeさんのような、資金調達のリスクを軽減し、プロモーションと販売ができる場や、Shopify のようなノーコードでECサイトをつくれる夢のような環境が整ってきたことで、D2Cの参入障壁はこの数年でかなり下がりましたよね。国内外で多様なブランドが出てきているわけですが、一方で、日本のD2Cブランドは、どこをゴールにすればいいかわからない、という課題がある気がします。アメリカでは大企業にバイアウトするか、上場のゴールを描くことが多いですが、日本はそこがぼんやりしていて。途中で手段の目的化が起こりがちで、成長指標をどこに置けばいいかが曖昧な事業になりがちなのかなと。

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