講座での出会いから、広告賞のグランプリへ。「アートとコピー」で身につけた、アイデアの磨き方。

 

講座で0票だった案を、5週間で磨き上げた。

―お二人はアートとコピーでコンビになり、講座終了後に延長戦のようにして毎日広告デザイン賞に挑戦した結果、見事最高賞を受賞されました。講座の経験がどのように賞に繋がったのか、お聞かせください。菊野

:まず、講座で石野さんと組んだ時の課題は、「毎日広告デザイン賞に向けて、フォトグラファーに写真を撮ってもらうためのカンプをつくってください」というものでした。その回の講義ではフォトグラファーが20人集まることになっていて、受講生たちのカンプを見て、「これは撮りたい」と思うものに票を入れてくださるんです。講義の時点ですでに私たちは天塩の課題を選んでおり、コピーも「汗と涙をつくるもの」でしたが、アートとしてはオリンピック選手が日の丸の旗を掲げていて、今とはまったく印象が異なりました。それを出した結果、私と石野さんのカンプは獲得0票。フィードバックのコメントすらいただけず、悔しい思いをしました。

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