動画配信サービス「Paravi」で、今年3月から配信されているドラマ『クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~』が話題を集めている。主人公は、SNSを中心に何かと話題になるお笑い芸人・安田大サーカスのクロちゃん(黒川明人)。俳優の野村周平さんがクロちゃんを演じ、彼の人生をドラマで描いている。
本作の原案を手がけたのが、電通のプランナー 原央海氏だ。Paraviの新番組案募集(バラエティ・ドラマ・情報・スポーツ問わず)に応募したところ、「クロちゃんの人生をイケメンで本格ドラマ化」という企画が通過。本人ほか周辺の人々に合計30時間越えのインタビューを重ね、彼の恋愛を中心に、生まれてからこれまでのすべてを余すことなく調査。その結果、今回のドラマ化に至ったという。
「『嘘みたいだけど嘘じゃない、クロちゃんの実話であること』が大切だと考え、本人や元カノ、相方、芸人の後輩、親友、マネージャー等の30時間以上に及ぶ取材から始まりました。その中で、強烈なエピソードを洗い出し、年齢や出来事ごとにまとめ一覧化し、ドラマにすると良さそうな部分をピックアップしました」
そこから、映画「ハケンアニメ!」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した政池洋佑氏に脚本を依頼した。
