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ニックネームは「スパ缶」、サントリー新CMでオダギリジョーと松田翔太が提案したのは?

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サントリーは「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」ブランドから、缶入りのスパークリングワイン「同 赤泡」「同 白泡」を9月26日に発売。それに先立ち、9月24日から俳優 オダギリジョーさんと松田翔太さんを起用したCM「スパ缶とサバ缶」篇の放映を開始した。

「スパ缶とサバ缶」篇

優雅な音楽が流れる中、テーブルをはさんで座る二人。松田さんが手にした缶を見て、「それビール?」と尋ねるオダギリさん。「スパ缶」と即答する松田さんは、そのニックネームについて説明する。次に松田さんが手にしたサバ缶を見て、再び尋ねるオダギリさん。その後、「スパ缶とサバ缶」と何度も楽しそうに繰り返す。キャッチフレーズは、「スパークリングが私に近づいた。」。

本商品は、日常の食卓で楽しむことができるスパークリングワイン缶だ。そこで、CMでは「スパークリングらしい『ゆたかな時間』と、スパークリングらしくない『気楽さ』の共存をめざしました」と、クリエイティブディレクター 山崎隆明氏。

「新製品なので商品情報が飛ばないように余計な表現は排除しつつ、できるだけ体温を上げず、リアルなやりとりにすることで広告のわざとらしさを軽減したいと思い、実際に仲のいいオダギリさんと翔太さんに出演していただきました」

「スパ缶」というニックネームが際立つようにスパークリングとギャップのある「サバ缶』をかぶせて音の印象度を強化し、気楽さも感じてもらえるようにしたという。

「スパークリングが私に近づいた。」というキャッチフレーズを手がけたのは、コピーライター 児島令子氏。本商品の特設サイトのコピーでは「晩酌にスパークリングワイン」という提案も行っている。

「家でスパークリングを飲みたいとき。ボトルだとちょっとハードルが高いです。缶なら気軽に楽しめます。人をワインに無理して近づかせるのでなく、ワインの方が人に近づいていった新提案商品であることを、ずばり『スパークリングが私に近づいた。』というコピーで表現しました。『スパ缶!』という愛称をつけたのも、プロダクトとユーザーとの距離を縮めるためでした。スパ缶でサバ缶、ツナ缶、ホタテ缶、いろいろ合いますよ」

「スパークリングの広告でサバ缶が出てくるCMはたぶん世界中どこにもないんじゃないかな、と思います」と、山崎氏。SNSではオダギリさん、松田さんの出演を喜ぶ声と共に、「スパ缶とサバ缶」に反応している人が多く、「スパ缶と一緒にサバ缶も買ってみた」という投稿も見られている。

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スタッフリスト

  共通

企画制作
博報堂+ワトソン・クリック+HASHI
CD
岡ゆかり
CD+企画
山崎隆明
戦略CD
橋田和明
C
児島令子
AD
小杉幸一
BP
宮原晴香、平原光太郎、小林雅弥

 

  CM

制作
サン・アド
Pr
坂植光生、栗田慎
PM
川村彩乃、太田咲輝
演出
小林裕二
撮影
田島一成
撮影チーフ
伊丸岡創
照明
古尾裕行
照明チーフ
吉松孝太
DIT
山口武志
美術
中村桃子
シズル
味方俊哉
ST
西村哲也(オダギリ)、丸山昇(松田)
HM
JUN GOTO(オダギリ)、KIKUCHI(松田)
CAS
鈴木絢子、田口智美
音楽
濱野睦美
編集
石谷翔平(オフライン)、前光則(オンライン)
MIX
太斉唯夫

 

  グラフィック

制作
博報堂プロダクツ+onehappy
D
和田伊真
撮影
岡祐介
シズル
加藤弘典
レタッチ
伊藤亮
グラフィックPr
星美津穂

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター