1983年にデビューした『タマ&フレンズ~うちのタマ知りませんか?~』(以下、『タマ&フレンズ』)。その当時に販売していた商品をかつて使用していた、40代を中心とした世代だけがファン層と思われがちだが、そうではない。漢字・計算ドリルや銀行通帳、動物病院の薬袋に長く採用されていることもあり、10代~20代からも高い認知度を誇っている。また、コアファンの親世代である60代以上も含め、親子三世代にわたって人気があることも特徴だ。
『タマ&フレンズ』として新たなステージを目指す
そんな『タマ&フレンズ』は2023年、40周年を迎えた。金融業界や教育業界などと、従来の信頼感を大事にコラボしつつも、今までにない新しい施策が話題を呼んでいる。
「直近で話題になったのは、『Get Wild』とのコラボです。当社と同じソニーミュージックグループのレーベルに所属しているTM NETWORKの結成40周年と『タマ&フレンズ』の40周年を記念し、制作しました。どちらのコアファン層も同世代だったので、話題の相乗効果が生まれたのだと思います」と話すのは、同社の佐々木智恵子氏だ。
その他、2023年11月に実施した奈良健康ランドとのコラボは、『タマ&フレンズ』に銭湯で飼われている「コマ」というキャラクターが登場することから企画。キャラクターそれぞれにストーリーがあるため、コラボ先となるブランドとの親和性を見つけやすいことも『タマ&フレンズ』の強みだ。
「『タマ&フレンズ』は当社オリジナルのキャラクターです。そのため、起用の際にも自由度高く、ブランドに合うかたちでご活用いただける柔軟性は他にない強みだと思います。社内に長年にわたり本IPのビジネスに携わっているクリエイティブディレクターがいるため、企画から新しいイラストの描き起こし、コラボの実現までスピード感を持って対応できることも特長。今後もさまざまな企業とのコラボを通して、時代の変化とともに『タマ&フレンズ』の新しい姿を見せていきたいですね」(佐々木氏)。
ソニー・クリエイティブプロダクツ
IPマーケティング本部
マーケティング部 チーフ
佐々木智恵子氏
- お問い合わせ
- 株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ
- IPマーケティング本部 担当/佐々木
- URL:https://www.scp.co.jp/
- Mail:sales-info@scp.co.jp
新着CM
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
販売促進
生成AIを活用したブランド戦略 日本コカ・コーラ、「ジョージア」の若者ファン獲得...
-
クリエイティブ
「母の日?父の日?」メーカーズマークが新聞広告出稿 「似顔絵ラベル」も登場
-
AD
マーケティング
今こそファンマーケティングの時代 ファンの熱量をフル活用する事例から学ぶ
-
販売促進
ファンケル、店舗の制服刷新 組み合わせ67通り…ジェンダーレス、環境配慮型に
-
クリエイティブ
DHC が新パーパスを策定 CMから新コーポレートロゴへとリニューアル
-
販売促進
保育施設に広がるサブスク 紙おむつ使い放題サービスの需要拡大、BABYJOB
-
販売促進
日清食品、「完全メシ」の社食サービス開始 健康経営と働き方改革の両立を推進
-
AD
特集
広報業務が変わる!PRのデジタルトランスフォーメーション