テレビ朝日ミュージックは2月から3月にかけ、ケツメイシの最新アルバム『ケツノポリス13』の発売に合わせて名画座風の表現を用いた「ケツメ座」と冠したプロモーションを実施した。
新宿や名古屋、福岡など主要駅の通路で、ミュージックビデオに誘引する仕掛けを設けた名画座を思わせるレトロ風ポスターを掲出。このほかテレビCMの放映、イベントの開催など多面的に展開した。企画制作はADKクリエイティブ・ワンとADKマーケティング・ソリューションズが行った。

『さくら』(2005年)、『夏の思い出』(2003年)などの楽曲で知られるケツメイシ。今回は約2年ぶりのアルバム発売となり、楽曲への期待感を醸成しようと企画した。屋外広告は池袋、新宿、名古屋、福岡、札幌、仙台の計6カ所で掲出した。グラフィックは、ミュージックビデオのシーンを名画座の絵看板のように描いた「ケツメ座」として展開。最新楽曲や過去の懐かしい楽曲など、アルバムに収録している計8曲がノスタルジックなタッチで描かれている。
また広告には二次元コードを記載。読み取ると、その場でグラフィックと同じミュージックビデオを視聴できる仕掛けを設けた。SNSでは広告を撮影した写真が投稿され、広告を見るために足を運ぶファンも見られた。クリエイティブディレクターを務めたADKマーケティング・ソリューションズの安本一優氏は「ケツメイシらしい、ユーモアあふれるエンタメ性を大切にしました」と話す。


合わせてテレビCMも放映。“神アルバム”の復活を楽しみにする決明子(けつめいし)村の村人の様子を「復活準備」篇、「ヒット祈願」篇、「出荷」3篇の3パターンで表現した。ケツメイシのメンバー4人を模した像を村人たちが「ケツメイ神」として崇め、ヒット祈願する独特の世界観が展開。最後に「2年ぶりの神?アルバム」とナレーションが流れる。
リアルイベントとして、2月25日には仙台の映画館でメンバーが登場する「リアルケツメ座」も開催された。
スタッフリスト、掲出場所などは以下のとおり

スタッフリスト
共通
- 企画制作
- ADKクリエイティブ・ワン、ADKマーケティング・ソリューションズ
- CD+企画+C
- 安本一優
- 企画+AD
- 高田雄大朗
- 企画
- 川西萌登
- 企画+ゼネラルPr
- 松本真悟
- 企画+アクティベーションディレクター
- 加藤千尋、住田晴奈
ムービー
- 企画制作
- ADKクリエイティブ・ワン
- Pr
- 三木健太郎、足立楓子(アシスタント)
- 演出
- タサキタカ・ユキ
- 撮影
- 幸前達之
- 照明
- 久保田圭
- 美術
- 西川泰弘
- 編集
- 石松宏隆
- MA
- 長谷部勝
- ST
- 佐藤里奈
- HM
- 真知子
- NA
- 枝村みどり
GR
- 企画制作
- J2 、Aquastar
- Pr
- 上野亮
- 掲出
- 西武池袋線東池袋駅池袋ビッグボード(2/5~2/18)、JR名古屋駅名古屋ワイドウォール(2/5~2/18)、名古屋市営地下鉄名古屋駅グランドボード(2/5~2/18)、福岡市地下鉄福岡空港駅改札内壁面シート(2/5~2/29)、札幌地下鉄さっぽろ駅南さつシート(2/26~3/10)、西鉄福岡(天神)駅ビッグ8(2/14~2/27)