JR東海は5月22日、「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの新たなCM「京都がくれる癒し」篇の放映を開始した。
「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンは1993年にスタートし、昨年で30周年を迎えた。今回のCMでは、“旅人”としてナレーションを務める安藤サクラが出演。これまで声のみの出演だった“旅人”だが、30年の歴史の中で初めて映像に登場した。
CMは、安藤さん演じる旅人の1日をカメラで追うストーリー。老舗の和菓子店や器店、カフェで抹茶を楽しむ場面が映し出され、京都ならではの体験や癒しの数々が描かれている。
これまでは、1つの社寺を舞台として取り上げることが多かった同シリーズのCM。しかし、今回はあるテーマに沿って、クリエイティブ設計を変えたと、同社 営業本部 地域創生グループの岩淺力也氏は話す。
「京都は、街中で過ごしているときも、社寺で季節を感じているときも、日常を忘れてホッと癒しを感じられる場所です。CMを通じて、そのことを伝えられるよう、“京都がくれる癒し”をテーマにキャンペーンを設計しました。カフェでくつろいだり、蓮華寺で青もみじに包まれる安藤さんの表情などから、京都の旅で得られる癒しを表現しています。また、30年続く『そうだ 京都、行こう。』シリーズのCMで初めてナレーションを行う旅人を登場させるなど、今までにない表現に挑戦しています」(岩淺氏)。
また、制作を担当した電通 zeroのクリエーティブディレクター・CMプランナー 野﨑賢一氏は、本作を次のように振り返る。
「京都は寺社だけでなく、町のいたるところにも1200年を超える歴史ある時間が凝縮されており、『ふだん』のことさえも非日常の趣を持って迎えてくれます。今回、安藤さん演じる旅人の目線で映し出される風景や表情、ハミングによる『My Favorite Things』によって、そんな京都に見つかる非日常の癒しを描いています」(野﨑氏)。

スタッフリスト
- 企画制作
- 電通、ジェイアール東海エージェンシー、TYO TYO drive
- CD企画
- 野崎賢一
- C
- 太田恵美
- AD
- 河合雄流
- D
- 湊村敏和
- STPL
- 田村直人
- CPr
- 野呂昌功
- Pr
- 朝比奈雄尚、松本 大
- PM
- 龍 紀美子、下地真由
- 演出
- 今村直樹
- 撮影
- 市橋織江
- 照明
- 崎本拓哉
- 美術
- 河野 博、中塚拓也
- 編集
- 尾野村有紀(オフライン編集)、坂本匡章(本編集)
- カラリスト
- 大角綾子
- 音楽
- バックスラッシュ
- 音楽プロデューサー
- 丹 俊樹、田中青都
- 編曲+ピアノ演奏
- 河野伸
- 歌+NA+出演
- 安藤サクラ
- SE
- 磯村享平
- MA
- レイ McRay
- MIX
- 北原慶昭
- ST
- 白山春久
- H
- ASASHI
- M
- Uda
- CRD
- 平井尚悟
- CAS
- 山川勝康、中西駿介
- AE
- 山口訓正、細井 豪、青木智哉、吉川 凜、今尾 光、入澤 優、吉本桃子、阿部 茜



