電気代高騰を逆手に取る戦略 「町の電器店」の省エネ施策

「省エネは目で見て体感するもの」と話す弥永店長。季節商品として訴求している除湿器には、電気代を可視化するための電力量計を備え付けており、消費ワット数が一目で把握できるようにしている。

今年はエコキュートを導入した人に対して、国から補助金が交付される「給湯省エネ2024事業」が省エネ需要を加速させている。同店では口頭やチラシで情報発信を行っており、特に前回の購入から10年以上が経過している顧客に対して積極的に提案。補助金効果も手伝い、4~5月は約7台を販売。昨年は1年間で約12台だったことから、好調な伸びを見せている。

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