広報、マーケティングなどコミュニケーションビジネスの世界には多様な「専門の仕事」があります。人事異動も多い日本企業の場合、専門職としてのキャリアを積もうとした場合、自分なりのキャリアプランも必要とされます。現在、企業のなかで広報職として活躍する人たちは、どのように自分のキャリアプランを考えてきたのでしょうか。横のつながりも多い広報の世界。本コラムではリレー形式で、「広報の仕事とキャリア」をテーマにバトンをつないでいただきます。
浅田飴の小杉寛之さんからの紹介で今回、登場するのはロフト 広報室 プレスマネジャーの横川 鼓弓さんです。
浅田飴の小杉寛之さんからの紹介で今回、登場するのはロフト 広報室 プレスマネジャーの横川 鼓弓さんです。
Q1:現在の仕事の内容とは?
テレビや新聞取材、雑誌への商品貸出などメディア対応を中心とした広報活動をしています。またプレスリリースの作成・配信、地方店舗の広報活動のサポート、新商品を発表するメディア様向けの展示会のアテンドなども行っています。
渋谷ロフトでは8万点強の商品を扱っていますが、情報番組をはじめティーン誌から経済系の新聞取材までメディアによって取材内容・要望も異なるため、常に商品情報を知っておくことが重要です。
バイヤーや売場のスタッフ、メーカーの方などとのふだんのコミュニケーションが、求められる情報につながることが多く関係性を大事にしています。「今年らしさ」や「世の中にささるテーマ」といったロフトらしい切り口でのプレスリリースを読んで取材依頼をいただくことも多く、リリース作成にも力を入れています。
Q2:これまでの職歴は?
美大を卒業後、アルバイトをしながらアメリカ旅行などをしていました。雑貨に興味があり渋谷ロフトが好きで、関西から遊びに来ては買物をして黄色い袋を持つことが楽しかったことを覚えています。
1990年に梅田ロフトのオープニングスタッフとして入社して以来、30年あまり“黄色い”人生となっています。最初は和食器を担当し日本の様々な地域に赴いて陶器の窯や漆器の産地で買い付けもしました。