小さな声に耳を傾け、世に送り出す最初のきっかけになり得る 自治体広報の仕事(北本市・秋葉恵実さん)

写真 市役所芝生広場で定期開催する「&green market」の様子

このように、地域に関わりたい人たち、やりたいことがある人たちとつながる事業を展開するシティプロモーションと広報が同じ担当にあり、連携しやすいことが、北本の広報の強みの一つだと思っています。

Q3:ご自身が大事にしている「自治体広報における実践の哲学」をお聞かせください。

私は、自治体広報の目的は「市民の皆さんと行政の間に信頼関係を築くこと」だと考えています。こう考えるようになったのは、静岡県島田市の「広報しまだ」を長年作り続けてきた、鈴木克典さんの「日ごろから広報が市民の皆さんに信頼されていなければ、災害などの非常時に命に関わる情報を届けることもできない」という話を聞いて、衝撃を受けたのが大きなきっかけでした。

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