ニホンモニターは7月1日、2024年1月~6月の出稿状況を対象にした、「2024上半期タレントCM起用社数ランキング」を発表した。2024年の上半期でCM起用社数が最も多かったのは、21社で川口春奈。常にランキング上位に名を連ねる常連組だったが、2023年上半期に19社で起用者数1位になって以来、2年間独走を続ける。2022年は朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』や、最終回視聴率5.3%を記録し、社会現象になるほどの人気を博した『silent』などドラマでの活躍に注目が集まった。
2位にランクインした賀来賢人は、4位以内に入ったタレントの中で唯一の男性(15社)。3位は14社起用の芦田愛菜で、橋本環奈、広瀬すず、吉岡里穂(ともに11社)と、若手女優陣が続いた。
男性タレントは斎藤工、横浜流星が続く8社に名前を連ねている。
今回発表された2024年上半期のランキングは、上位4名が2023年下半期と同じタレントが並んだ。常連組が強いなかで、で躍進を見せたのが高橋文也だ。起用社数は昨年の年間3社から6社に増加。それ以外では、音楽フェスにも多数出演し存在感を増す「新しい学校のリーダーズ」(アソビシステム)、アメリカのオーディション番組ファイナリストとなり話題となった「アバンギャルディ」(アカネ企画)、不動の人気を確立した韓国の5人組ガールズグループ「NewJeans」(ADOR)。