付加価値のつくり方とは? 付加価値をつくれれば、効率よく利益を生み出せる

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付加価値とは、読んで字のごとく「価値を付け加えること」です。ビジネスシーンにおける付加価値は、自社の商品やサービスに独自の機能などを付け加え、同等の他社商品・サービス以上のモノを提供することを指すことが多いのではないでしょうか。

ですが、高収益企業キーエンス出身の田尻望氏は「ニーズを超えた機能は『価値』ではなく『ムダ』」だと断言します。では、付加価値とは何なのでしょうか。付加価値は、個人のセンスや能力ではなく、組織ぐるみの仕組みによってつくることができるものと田尻氏は話します。この記事では、付加価値とは何なのか、そしてそのつくり方の具体的な手法を解説する動画をご紹介します。

付加価値とは?顧客の役に立つことが利益に

ムダな仕事を減らし、売上や利益を効率よく増やしていくことは、ビジネスパーソン共通の課題です。しかし「頑張っていれば、利益は自然と付いてくる」わけではありません。正確には「付加価値を提供できていれば、利益は自然と付いてくる」。だからこそ付加価値の概念やつくり方を学ぶ必要があり、それを現場に落とし込む必要があります。

付加価値の戦略とは「あなたの役に立ちますよ」戦略です。一方、差別化戦略とは「他社とは違いますよ」戦略です。利益を生むためには、その両方を実行する必要があります。なぜなら「役に立つ」だけでは他社でも提供することができ、「他社とは違う」だけではその機能を必要としないお客様は購入に至らないからです。トップセールスやトップマーケターであれば当たり前のことを、商品企画者からマーケティング、営業の一人ひとりにまで一気通貫できていなければなりません。

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