新ラインナップ追加で接点拡大
サントリー食品インターナショナルは、濃縮タイプ飲料「おうちドリンクバー」の新ラインナップとして「おうちドリンクバー デカビタC」を9月3日に全国発売した。4月に発売した「おうちドリンクバー」は、「POPメロンソーダ」「C.C.レモン」ともに好調で、想定の約2倍の販売水準で推移。炭酸水を含め様々な割材でオリジナルドリンクを作れるほか、アイスやかき氷にかけて楽しめる点などが評価されており、有糖炭酸、炭酸水、濃縮希釈飲料ユーザーなど幅広い層に支持されている。
同社の「GREEN DA・KA・RA」と混ぜるなど様々なアレンジが可能。Instagramの公式アカウントでは、おすすめのアレンジレシピを公開中
「おうちドリンクバー デカビタC」の主なターゲットは、4月に発売した2商品同様、家庭内で炭酸飲料をシェアして飲用しているユーザー。今回、ロングセラー商品の「デカビタC」を新フレーバーとしてラインナップを拡充し、更なる「おうちドリンクバー」ブランドの消費者接点の拡大を図る考えだ。
同商品は物流の「2024年問題」の解決に貢献する狙いもあり、希釈後の実飲用量の比較では、「おうちドリンクバー デカビタC」の1パレット当たりの効率は、「デカビタパワー」(500mlペットボトル)に対して約6.6倍だという。
人気TikTokerによる「おうちドリンクバー」の実験動画も公開
1.5リットルの大容量炭酸飲料は、世帯数の減少や健康意識の高まりで停滞傾向にあり、将来的に既存のファミリー向け大容量飲料と置き換わっていくことも期待されている。実際に、データでは大容量炭酸飲料を購入している層から同商品への流入が多い。

