仲畑貴志さんに聞く、「好きだから、あげる。」「おしりだって、洗ってほしい。」など名作コピーが生まれるまで 前編

メモ帳に書いた字コンテでプレゼンしたトリスの広告

門田

:次は1981年のトリスのコピー「トリスの味は人間味」ですね。

「雨と犬」篇

NA:いろんな命が生きているんだなぁ~
元気で。とりあえず元気で。
みんな元気で。

S:トリスの味は人間味。

(サントリー/トリス/1981年)

出典:コピラ

仲畑

:このトリスのCMは、「こんなことができるんだ!」と自分でも驚いた仕事でした。というのも、依頼されたわけではなく、「こういうのがやりたい」と個人的な想いだけで自分からサントリーに出向いて、当時の宣伝部長にプレゼンしたことが発端ですから。当時はまだ若かったから(笑)。でも、部長から当時の社長である佐治敬三さんに伝わり、「やってみなはれ」となったんです。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 4717 / 6637 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ