茨城県ひたちなか市の米川裕太郎さんからバトンを受け取り、登場いただくのは茨城県古河市役所の藤井恵さんです。
Q1:現在の仕事内容について教えてください。
こんにちは!茨城県古河市役所の藤井と申します。
はじめに、古河市の紹介をさせてください!
古河市(こがし)は、茨城県の最西端に位置し、約14万人が暮らすまちです。ちょうど関東平野の真ん中あたりにあり、栃木県・埼玉県との県境に接しているため、県外とのつながりが強い地域でもあります。加えて、東京までのアクセスは電車で1時間程度であり、都心のベッドタウンとしての役割も担っています。
古河の歴史は古く、日本最古の歌集「万葉集」にも「許我(こが)」の地名が詠われています。室町時代には関東公方の足利成氏が「古河公方」として本拠地を古河に置き、その後約130年の間、古河は関東一円の政治の中心となりました。江戸時代には古河城を中心とした日光街道の宿場町として栄え、現在も当時の面影を残す街並みや史跡・歴史的文化施設などが点在しており、茨城県では唯一全国小京都会議に加盟しており、関東の小京都とも称されています。
自然も豊かであり、渡良瀬川の治水・利水のため整備された渡良瀬遊水地は、ラムサール条約湿地に登録された貴重な湿地環境が保たれており、さまざまな生き物たちの宝庫になっています。また、桃の花などが咲き誇る古河公方公園は、自然景観を生かした公園として日本で初めてユネスコの「メリナ・メルクーリ国際賞」を受賞し、市民の憩いの場となっています。
さらに、お祭りも大変盛んです。春には桃まつり、夏には花火大会…といった季節ごとにさまざまな祭りが催されています。珍しい祭りとしては、例年12月に開催される「古河提灯竿もみまつり」があります。市内各団体が、20メートル近い竹竿の先につけた提灯を激しく揉み合いながら、相手の提灯の火を消し合う祭りで「関東の奇祭」と言われており、大変熱く見ごたえのあるイベントです。水と緑の豊かな自然と、歴史と伝統のまち。古河市には多彩な魅力が溢れています。
私は、シティプロモーション課の課内室であるブランド戦略室に所属し、シティブランディング推進業務とふるさと納税業務を担当しています。

