MEGA BIG新CMで、鈴木亮平演じる「12億の案内人」がささやいたのは?

独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は、スポーツくじ「MEGA BIG」の新しいテレビCM「12億の案内人億山」シリーズを開始した。俳優・鈴木亮平さんが出演する「登場」篇・「つまり」篇の計2本のCMの放映とともに、店頭をはじめ、品川駅・大宮駅・渋谷駅・東京駅・池袋駅・六本木駅・秋葉原駅でポスターなどのグラフィック広告を展開している。

実データ グラフィック 「MEGA BIG」ポスター
実データ グラフィック 「MEGA BIG」ポスター

新シリーズの企画にあたり、クリエイティブディレクター 安達和英氏は次のように話す。

「これまでのキャンペーンが長く続けば続くほど、変わることへの不安も大きくなるのが常だと思います。どの要素は次にも活かすべきか、そこにどんな要素を新しく加えると良いか、クライアントのみなさんやチームメンバーと丁寧に議論を重ねていきました。何より大事なことは、買ってワクワクする『くじ』の広告ですから、その広告自体もエンターテイメントしていること。競合も多い中、パッと華やかなスタートになるよう心がけました」

舞台は、とある街角の「MEGA BIG」売り場。窓口が左右に開くと、そこから出てきたのはゴージャスな衣装に身を包んだ、鈴木さん演じる億山だ。「MEGA BIGを買ってくださった皆さん!」と、満面の笑みで語りかける億山。そして世界旅行や豪邸などの大きな夢から、ケーキを食べるなどのプチ贅沢まで、12億当せんした時の妄想に胸を踊らせる中、当せんしたときに最初にすべきことは「秘密にしておくこと」とそっとつぶやく。

「12億の案内人億山・登場」篇

『12億の案内人億山・つまり』篇

これまでさまざまなくじのCMがオンエアされてきたが、「当せんしたときに最初にすべきこと」を伝えたのは、今回のシリーズが初めてではないだろうか。

「12億というとてつもない金額の当せんに何かリアリティを持たせられないか…と考えている中でヒントになったのが、実際に高額当せんされた方に渡される冊子でした。そこには、当たった人が戸惑うことなく、その後の人生設計をするための手順が書かれていて、第一節は、『いったん落ち着こう』なんです。これなら自分ごと化できるかも、と思ったのが企画の入り口でした」(コピーライター 有元沙矢香氏)

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