「マルエフ」の愛称で親しまれている「アサヒ生ビール」
「アサヒ生ビール」は1986年に誕生。愛称としても使用されている「マルエフ」は、開発記号として社内で使用された「幸運の不死鳥(FORTUNE PHOENIX)」を由来とする「マルエフ(F)」が基になっている。「日本人にビールの味の違いは分からない」と言われていた時代で、5000人の嗜好調査を実施するなど、試行錯誤を重ねて開発。発売後にヒット商品となり、ビールマーケティング部の麻里直紀担当課長は「消費者起点のブランドとして、低迷していたアサヒビールを飛躍的な復活に導いた」としている。
