カンヌライオンズの潮流とPRの未来 ~アワード受賞のヒントを探る~【前編】

自社の資産を活用した社会課題への取り組みが主流

田上

今回、カンヌで私が非常に感銘を受けたのは、社会課題を考えている企業体やブランドが、あらゆるステークホルダーとのエンゲージメント(深い関係性の構築)を通じて、社会発想で企業のポジショニングを再構築していることです。自社の製品やサービスを売りたいから、後付けで社会課題を紐づけるのではなく、社会課題に対して、自社の製品やサービスの位置を修正してでも取り組んでいくという姿勢が見られたケースが続出していた印象で、一歩進んだのかなと感じました。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 2287 / 4794 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ