当初は会員制クラブの名称だった「くうねるあそぶ。」他、糸井重里さんに聞く名作コピーが生まれた現場(後編)

「本を読む人が偉い」という考え方を取り払いたかった

拳骨で読め。乳房で読め。

(新潮社/新潮文庫/1987年)

出典:コピラ

谷山

:「新潮文庫の100冊」は「インテリげんちゃんの、夏やすみ。」で俳優 小林薫さんを起用してブレイクし、その次の年に出演したのが緒形拳さんでしたね。

そして続いて選んだコピーは、同じく新潮文庫の「拳骨で読め。乳房で読め。」です。このコピーは、拳骨や乳房といった肉体的な表現を使って、読書の楽しさや重要性を伝えようとしている点が新鮮でした。

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