「あの」を起用したCMシリーズ第5弾
ブックオフコーポレーションは、WebCM「バイトのあのちゃん」シリーズの最新作「ごろごろマン」篇を10月8日から公開している。昨年8月に放送開始した同シリーズは、歌手の「あの」と先輩店員（柿丸美智恵）のコミカルなやりとりが話題になった。昔の「古本屋」の印象とは異なる、多種多様な商材を取り扱う「カルチャーステーション」としてのイメージを強化する狙いだ。
「バイトのあのちゃん」シリーズの最新作「ごろごろマン」篇
第5弾となる今回は、自宅にある大量の本、ゲーム、おもちゃを整理できない男性が、ゴロゴロと転がりながらブックオフ店舗に辿り着き、「あの」と先輩店員から独特の表情で見つめられるシュールな世界観を演出している。
CMシリーズは「『あの』と先輩店員のコンビ感が回を重ねるごとに楽しくなっている」「若い世代と上の世代が仲良く展開が意外と新しい」などの反響が寄せられ、CMがブランドのイメージ変革に寄与しているという。CMを担当したFIELD MANAGEMENT EXPANDのクリエイティブディレクター松井一紘氏は「以前よりも、よりカジュアルかつ文化的な場所になれたのでは」と話した。
ブックオフ「ごろごろマン」篇
「メルカリ」を始めとするフリマアプリの台頭により、身のまわりの不用品を誰でも気軽に売却できるようになった。一方、アプリでの出品を「面倒」と感じる人も多く、不用品を直接持ち込んで、まとめて売ることができるブックオフの強みが生きると見ている。CMでは本、ゲーム、おもちゃ、アパレルなど様々なジャンルの商材が登場するため、これまで「ブックオフでは売れない」と思われていた商材の売却につなげる狙いだ。
