サントリー食品インターナショナルは11月18日、桜坂46の森田ひかるを起用した「サントリー天然水」の新WebCM「Time in the Water」篇を公開した。
このキャンペーンの背景にあるのは、「サントリー天然水」が2023年に開始した「ウォーター・ポジティブ」コミュニケーションの活動。サントリーグループでは、取水量以上の水を水系に育むことを「ウォーター・ポジティブ」と考えている。サントリーは国内工場における節水活動に加え、国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養する「サントリー 天然水の森」活動を2003年より実施しており、「ウォーター・ポジティブ」を実現している。
「Time in the Water」篇(133秒)
本CMで表しているのは、 “過去と今、今と未来がつながっている”というメッセージを込めた物語。
森田が演じるのは水樹という名前の25歳の女性。水樹が「サントリー天然水」を飲むと、不思議な水中世界の中に入り込む。水中世界の中で、家族や友人との楽しかった過去の思い出たちと出会う。
物語の終盤、未来に向けた前向きな姿の象徴として、同商品のラベルに描かれている青い鳥をモチーフにした髪飾りが登場。その髪飾りを水樹が20年前の自分から受け取ることで、過去が今、そして未来へつながっていくことを表現する。
水樹の物語を通して、おいしく清らかな水を100年先の未来へもつないでいきたいという同商品の想いを伝える。また、山や森に降った雨や雪が天然水として汲み上げられるまでに約20年という長い年月がかかることと、水樹の人生を重ね合わせることで、「ウォーター・ポジティブ」という取り組みの大切さを訴求している。
クリエイティブディレクター、企画を担当した電通の花田礼氏は本CMについて、「『ウォーター・ポジティブ』という社会的な活動を、いかに説教くさくなく、ストーリーとして届けるか、というチャレンジでした」とコメント。
撮影はほぼ全編水中で行われており、「『撮影は水中で行う』ということは当初から決めていましたが、これが大変でした」と花田氏は振り返る。





