「コロナ禍が収束し、社会全体でリアルなコミュニケーションの機会が増えつつあった時期に、私たちは飲料の新しいコミュニケーションの形を模索していました。実施形態を考える中で注目したのが“体験の拡散”です。イベントや体験型施設において、単にリアルな体験を楽しむだけでなく、その体験をデジタル上で発信する傾向が強まってきていることに気づきました。そこで、リアルを起点にデジタル上での拡がりを見据えたコミュニケーションをテーマに据えて、企画の検討に取り掛かりました」(伊藤氏)。
サントリー「あの夏休み自販機」はどう生まれたか 徹底した没入体験づくりの裏側
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