NEC LAVIE ブランドマネージャーの関口由依氏は「パソコンの広告は機能面の訴求が中心になりやすいが、自分のパソコンを初めて持つ世代にとっては機能面でのベネフィットは共感しにくい」と話す。調査の結果、ブランドのイメージや商品の見た目で購買意欲が高まるということが分かったため、CMでは「LAVIE SOL」を持つことで「新しい自分の世界が広がっていく」ということを視覚的に伝わるように描き、Z世代の気持ちの高揚を促すように工夫した。
新商品「LAVIE SOL」は、YouTube上のリアリティーショー「Nontitle」という番組とのコラボレーションのもと、Z世代を中心とした出演者の人々と一緒に考えて開発。番組内ではパソコンにほぼ触れたことのないZ世代の出演者が「スマホは『友達』のような存在だけれど、パソコンは『機械』としか感じられない。パソコンをもっと身近に、相棒のような存在にしたい」という発言があったという。Z世代にとって必需品であるパソコンだからこそ、愛着が持てるようにしたいという考えから、Z世代のニーズをくみ取った商品を開発した。
