ニホンモニターは、2024年1月~11月のCM出稿状況を基にした「2024CM起用社数ランキング」を発表した。2024年、もっともCM起用社数が多かったタレントは川口春奈。上半期の21社から24社へと数をさらに伸ばした。ニデックや日本製鉄など、BtoB企業の認知度向上のためのCMでの起用が目立つ。
続く2位は賀来賢人で18社。日本ケンタッキー・フライド・チキンのCMでおなじみになったカーネル・サンダースに扮した姿でウマ娘(Cygames)のCMに出演するなど、多くの企業CMに出演する利点を活かした起用も目立った。
その後は芦田愛菜(16社)、橋本環奈(14社)で、2023年下半期から変わらない顔ぶれの若手女優陣が続いた。
アスリートで最も多く起用されたのは大谷翔平で11社。パリ五輪で注目を集めたブレイクダンス選手のShigekixも8社から起用された。
ランキング上位は常連組から大きな変化は見られなかったが、起用社数を大きく伸ばしたタレントもいる。2023年の5社から10社へと起用社数を倍増させたのは山田裕貴。お笑い芸人のやす子は3社から7社へと起用社数を増やした。