Adobe Illustrator(イラストレーター、以下イラレ)のグラデーション機能、あなたは最大限に活用できていますか?
実は、グラデーションは、デザインに奥行きや立体感を与えるだけでなく、視覚的なインパクトを大きく左右する要素なのです。
この記事では、イラレのグラデーションの可能性を最大限に引き出すためのテクニックを、初心者から上級者まで、誰でも理解できるように解説します。
具体例も交えて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
イラレで使用できるグラデーションは3種類
イラレで主に使用されるグラデーションは、大きく分けて以下の3種類です。
● 線形グラデーション
● 放射状(円形)グラデーション
● フリーグラデーション
3つのグラデーションの種類を使い分けることで、より奥行きのある表現や、個性的なデザインを効果的に作成することができます。
イラレで利用できる3つのグラデーションについて、それぞれ詳しく解説していきますので、自分の作品にあったグラデーションを見つけてくださいね!
線形グラデーション
線形グラデーションは、2つの色を直線で繋ぎ、その間を滑らかに変化させるグラデーションです。
横縞や縦縞など、シンプルなグラデーション表現をしたい場合に適しており、オブジェクトに奥行きを出したい場合によく使われます。
例えば、ボタンの影や、背景のグラデーションなどに活用できます。
放射状(円形)グラデーション
放射状(円形)グラデーションは、中心から外に向かって放射状に色が変化するグラデーションです。
ボタンやアイコンなど、丸みを帯びた形状に立体感を出したい場合に効果的です。他には、太陽の光や水面の波紋などを表現する際にも使用されます。
フリーグラデーション
フリーグラデーションを使用することで、線形や放射状にとらわれない、自由な形状のグラデーションを作成できます。ポイントやラインを自由に配置することで、より独創的なグラデーションを表現することができます。
例えば、雲や炎、抽象的な模様などを表現する際にはフリーグラデーションが使用されることが多いです。



