戸松
:大きな戦略としては5つあります。それぞれに課題があったので、仕掛けを入れています。例えば、「統合マーケティングボード」という仕組み。法人営業をやっていると目の前のお客さまへの対応が一番になりがちです。そのため、どうしても中長期の事業戦略への準備が二の次になってしまいます。これを強制的に議論する場所として作ったのがこのボードです。新規事業のゲートマネジメントとポートフォリオの仕組みを作り、議論する人間が後で「聞いていない」と議論を逆流させることをなくすために、すべてのキーマンが入ってその場で議論するようにしました。