AKOMEYA TOKYO、好調の背景に究極のミッションドリブン経営

山本浩丈氏

AKOMEYA TOKYO
代表取締役社長

神奈川県出身。大学卒業後、ダイエーに入社したのち、スターバックス、コンサル会社を経てサザビーリーグに入社。2013年、サザビーリーグの執行役員、ゼブラジャパンの代表取締役に就任。2021年7月にAKOMEYA TOKYOの事業部長を務める。2022年4月、株式会社AKOMEYA TOKYO設立に伴い、現職に就任。

都市部を中心に店舗を展開するAKOMEYA TOKYO。日本全国から厳選した「食」にまつわる商品を取り扱っているのが特長で、「日本の食の可能性を拡げる」をミッションに掲げている。昨今は出店拡大も進め、好調さがうかがえる。その背景にあったのは超がつくほどのミッションドリブンな経営にあった。

社会課題の解決なくして事業は成立しない

━━AKOMEYA TOKYOは「日本の食の可能性を拡げる」をミッションに掲げています。

AKOMEYA TOKYOの経営の核にあるのがミッション、ビジョン、バリュー(MVV)の存在。AKOMEYA TOKYOは何のために事業を行うのかを指すのが「ミッション」、どんな未来になることを目指すかを示すのが「ビジョン」、そのミッションを達成するための行動指針が「バリュー」というイメージです。

コロナ禍に差し掛かったとき、多くの企業は自分たちが顧客に何を提供するのかに立ち返ったと思います。それと同時に、混乱や不安を抱える社員への対応も見直したはずです。それはAKOMEYA TOKYOも同じ。店舗の運営を支えてくれている社員や店舗スタッフにも、自分たちが何を目指すのかを明確に示すことが必要だと思いました。これがMVVを重視する1つの理由です。

一方でMVVに沿って事業を展開することで最も避けたいのは、AKOMEYA TOKYOの自己満足になることです。ここで重要なのがCSV経営。社会課題を解決する事業で、経済的価値を生み出すという考え方です。

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