BtoBマーケティングにおけるオウンドメディアの活用 「IT基盤と推進体制」の構築はどうする?

BtoB企業におけるオウンドメディアの活用をテーマに、第1回では

成長拡大を目指すBtoB企業にオウンドメディアが必要な理由

について、

第2回ではオウンドメディア実現に向けた基礎固め、それは「コンセプト設計と人・組織の一体化」について

説明してきました。

続く第3回(前回)では、

「企画/構築フェーズおけるコンテンツ企画及び目標設計」

について解説。今回は、前回に引き続き、オウンドメディアの企画/構築フェーズについて説明していきたいと思います。今回は、IT基盤と推進体制についてです。また本コラムで触れるオウンドメディアは、営業施策連携型(リード獲得)の「動的サイト」を前提に話を進めていきます。

ちなみに、「動的サイト」という言葉を使いましたが、分かりやすく説明するために本コラムでは、便宜上、以下で呼称を整理していきます。

・自社PRを行わない(2回目コラムで紹介したサイボウズのような)自己完結型サイトを「静的サイト」

・販促施策と連携し、リード獲得後の営業送客を狙った営業施策連携型を「動的サイト」

営業送客を狙った、BtoBのオウンドメディアに必要なIT基盤とは?

前回は、オウンドメディア構築において主に企画について解説してきました。今回は、メディアを支えるIT基盤について解説していきます。BtoBのオウンドメディアで、かつ「動的サイト」となると、IT基盤は非常に大掛かりなものとなります。

なぜなら、営業施策との連携が期待されるため、メディア運営に必要な機能だけでなく、デジタルマーケティングに必要な各種機能を揃えておく必要があるからです。

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