2025年「福袋商戦」の反響 サプライズ要素で差別化を図るコーヒーショップ

新規客やリピーターの獲得につなげる

年末年始の恒例行事である福袋商戦。通常よりも手頃な価格で人気商品が手に入る「お得感」だけでなく、限定アイテムや日常生活で使える便利グッズを提供するなど、各社は独自の工夫を凝らしている。魅力的なトートバッグなどのグッズで毎年話題となっているコーヒーショップも、ランダムで商品がもらえる「おみくじ要素」を加えるなど、競合他社との差別化を図る。今年も人気だったドトールコーヒーとタリーズコーヒーに反響を聞いた。

イメージ 「クロミ」のコラボグッズが手に入る「福袋2025」

「クロミ」のコラボグッズが手に入る「福袋2025」

ドトールコーヒーは、サンリオの人気キャラクター「クロミ」とコラボした「福袋2025」を2024年12月26日に発売した。予約は10月25日に開始。前年と比較して予約注文が多く、予約段階で完売となる店舗もあった。

顧客が生活スタイルに合わせて選べる商品を多数ラインアップしており、競合の福袋企画との差別化ポイントだとしている。今回は、3種類の中からランダムにもらえるキャラクターグッズによって、おみくじのような「ワクワク感」を演出。これまで新春限定セットは「初荷」という名称だったが、今回はおみくじ要素を踏まえて「福袋」に変更したという。

サンリオとのコラボ企画は前回も実施。人気キャラクターとのコラボにより、新規客や普段はコーヒーを飲まない人の店舗利用につながっているという。顧客や加盟店からの反響も大きく、今年もコラボに至った。

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