こんにちは、マスメディアン編集部です。新しい年を迎え、スキルアップやキャリアアップを考えている人も多いのではないでしょうか。このコラムでは、広告界で働く皆さんの職種別キャリア形成について、広告・マーケティングの仕事に精通したキャリアコンサルタントだから知っている、とっておきの情報やノウハウをご紹介します。転職を今考えている人も、そろそろ考えないとという人も、気楽に読んでいただき、夢や目標をかなえる一助になれば幸いです。初回は、「広告業界の営業職・ビジネスプロデュース(BP)職から始まるキャリア形成」をテーマに、キャリアコンサルタントの加藤巧恭が解説します。
「自己理解」がキャリア成功の鍵
若手の皆さんはキャリア形成を考える際に、何を大切にしていますか?中には「自分のキャリアの軸がまだわからない」「今とは別のキャリアを描きたいが、何から考えたらよいかわからない」と悩む方もいるのではないでしょうか。
広告業界は、「好きなこと」を仕事にできる業界と言われています。自分が好きなコンテンツやブランドに自主提案をして仕事をつくることもできる、魅力的な業界です。だからこそ、キャリア形成を考える際には「自己理解」がとても大切です。自分の強みや弱み、好きなことや大事にしている価値観を深く理解することが、キャリアを考える第一歩といえるでしょう。
私はキャリアコンサルタントとして、日々、転職を考えている方々と接していますが、仕事に対する向き合い方は人それぞれです。だからこそ、キャリアに悩んでいる方とお話しするときには、何がやりたいのか、どんな状態だと幸せかを言語化することから始めます。それから、それをかなえるにはどんなキャリアが望ましく、おすすめできる企業はどの会社か……をお話ししていきます。
ここからは、具体的にどんなふうにお話をするのかを紹介します。よければ皆さんも一緒に考えてみてください。
