TOPPANのリ・ブランディングプロジェクトによる採用への波及効果

写真 人物 TOPPANホールディングス 広報本部 宣伝部長の佐藤圭一氏

社員のワークショップでキーワードを決定

リ・ブランディングにあたり、広報部門を中心に、各部門から選抜した約20名の社員でワークショップをおこない、「あるべき姿」の言語化を試みた。導き出されたキーワードは「TOPPANには発想力がある」「TOPPANには実現力がある」「TOPPANなら壁を超えることができる」。さらにはそれらを「TOPPANには突破力がある」と一言にした。さらにブラッシュアップして、ブランドコピー「すべてを突破する。TOPPA!!! TOPPAN」が生まれたそうだ。「TOPPA!!!」は、突破力(=発想力・実現力・壁をこえる)を直感的に伝えることができるだけでなく、社名の一部でもあるため、社名を強く印象付けるために機能しやすいワードであると考えた。「すべてを突破する。」は、社会的価値創造企業として、地球規模のさまざまな社会課題に対して幅広いフィールドで解決策を提供し、イノベーションを起こしていこうという想いを込めている。さらにブランドステイトメントを策定し、「深刻化するフードロス」「拡大する教育格差」「安全安心なまちづくり」「地球規模の環境問題」「待ったなしの超高齢社会」「かけがえのない文化財の保全」「これからのデジタルトランスメーション」など、TOPPANがTOPPA!!!しようとする7つの社会課題を挙げ、未来に向けた宣言(約束)として掲げた。

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