「世界を変えられる」を体現 荒木飛呂彦書き下ろしのコラボビール

ヱビスブランドの伝統「美人画」を荒木氏が書き下ろし

サッポロビールは、ヱビスビールの発売135周年を記念し、漫画家の荒木飛呂彦氏が描き下ろした「美人画」を公開した。ブランド体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO」(東京・渋谷)で実施する特別企画「美人画で巡るヱビス」(2月13日~5月31日)で展示。2月12日には荒木氏が描き下ろしたオリジナルデザイン缶も発売した。

写真 マーケティング本部 ビール&RTD事業部 ヱビスブランドグループの沖井尊子氏

マーケティング本部 ビール&RTD事業部 ヱビスブランドグループの沖井尊子氏

「美人画」は、ヱビスビールが発売された明治時代に用いられた広告。130年以上の歴史がある同ブランドの伝統を感じさせる要素として、1971年の復活発売の際にも美人画ポスターの図柄が活用された。

今回、漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』などの作者として知られる荒木氏が、独自の絵柄を反映させた美人画を描き下ろした。

特別イベントでは、3メートルを超える巨大展示を公開し、描き下ろした美人画の背景やこだわりを紹介する。「受け継がれる意思、血のつながり」をテーマに、荒木氏が命名したオリジナルビール「受け継ぐ者」を、同施設内限定で数量限定販売する。描き下ろしデザインをあしらったオリジナルグッズも発売する。

写真 荒木飛呂彦氏が描き下ろした「美人画」

荒木飛呂彦氏が描き下ろした「美人画」

同社はビールを飲まない「無関心層」への訴求を目的に、「情質価値」の創造をビール事業全体の戦略として掲げている。嗜好品としてのビールの魅力を追求し、顧客の感情に訴えかける施策を展開する方針。ブランドの歴史など情緒的な価値を強調する。

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