顧客が清掃することで、無人店舗でも人件費を抑えつつ、清潔な環境を維持することが可能となる。労働者が不足している過疎地域でも出店しやすくなるだけでなく、利用客が店舗への愛着を深める効果も期待できるという。会員は女性が多く、40~50代が約60%を占める。子育てなどが落ち着き、時間や気持ちに余裕ができたことで、地域社会へ参画したいというニーズから参加するケースも推測している。男性においても40~50代が半数で、節約目的での参加も多いと見ている。
週1、2回通う理由ができた
清掃活動のクオリティを担保するため、作業内容を動画で伝えるなどの工夫を施している。作業の質にはばらつきがあるものの、清掃頻度の向上により、顧客の清掃評価スコアの改善につながっているという。また、作業者であることが一目で分かるようネームプレートを着用してもらっており、これまで大きなトラブルは確認されていない。
