「はなまるうどん駅」が創業の地・高松に誕生 25周年で原点回帰

はなまるうどんは2月25日、「おいでまい!さぬきプロジェクト」の一環として、ことでん長尾線林道駅の副駅名を「はなまるうどん駅」にすると発表した。

イメージ ことでん長尾線林道駅の駅名標。

讃岐うどんの多様性を発信

讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」を展開するஷ野家ホールディングスのはなまるは、創業25年目を迎えた2025年1月1日、はなまるうどん発祥の地である香川県高松市に本社を移転。讃岐うどんの魅力を香川から全国に発信することを目指す「おいでまい!さぬきプロジェクト」を始動した。

はなまるうどんは2000年の創業以来、全国に400を越える店舗を展開してきたが、「個店ごとに独自の個性を持つ」讃岐うどんならではの魅力は浸透しきっていないという課題を抱えてきたという。

同プロジェクトは、地産地消の促進をはじめ、讃岐うどんの多様な食文化の保全・継承を目指すもの。長年住民に愛されてきた高松市の田町商店街に本社を構え、讃岐うどんの個性ある伝統を守りながら、日本中・世界中へ讃岐うどんの革新をもたらすことを掲げてきた。

イメージ 新聞広告 2025年1月1日の四国新聞朝刊には、15段広告を掲出した。

2025年1月1日の四国新聞朝刊には、15段広告を掲出した。

駅に巨大うどんパネルを掲示

今回プロジェクトの一環として、同社と高松琴平電気鉄道との間で2025年2月25日から2026年2月24日まで1年間のネーミングライツ契約を締結。はなまるうどん1号店である木太店の最寄り駅・ことでん長尾線林道駅の副駅名を「はなまるうどん駅」と命名した。

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