ピラミッド型の人材育成プログラムで積み重ねでデジタル人材を増やす
福吉
:事業ウイングが広いと、各事業で仕事の仕方やデータの見方も違う。ましてデジタルと言われると戸惑うこともあるでしょうね。そうした人々が学ぶ機会みたいなことはあるのですか。
武重
:事業や業務の課題に対してデジタルを活用することで解決できる人材を創出するための実践型トレーニープログラムを通じて育成を行っています。ホールディングスグループ内の企業から数名を選抜して年に3〜4回、3カ月の間、週に1度の講義を受けて、最終的には学んだことをベースに自身の会社や事業に還元できるプロジェクトを計画書にして、上長や決裁者に発表します。参加者は座学の講義だけで終わらず、実際にプロジェクト化して課題解決に向けて取り組むため、その支援もTFHD digitalのデジタル知見の豊富なメンバーが伴走するという特徴があります。