より共感しやすいブランド像を構築
不二家は、キャンディ「ミルキー」の新コンセプト「みんなペコちゃん」を表現した新CM「みんなペコちゃん」篇の放送を4月22日から開始した。同社は10~20代の若年層の獲得を目指しており、今回のCMや、連動して展開するキャンペーンパッケージによって、その取り組みを加速させる。
上白石萌音が様々な職業のコスチュームを着用する新CM「みんなペコちゃん」篇
ブランドアンバサダーとして今年で4年目となる上白石萌音を起用。今回のCMでは、ミルキーの赤いパッケージをイメージした背景の中で、上白石がパティシエや花屋など、様々な職業に変化する様子を描く。
新CMの放送に合わせて「ミルキー」のパッケージもリニューアル。「ペコちゃん」がパティシエや花屋、ホテルスタッフなど多彩な職業に扮したデザインで、8種類のパッケージを展開する。マーケティング本部の山田春奈主任は「『みんなペコちゃん』というコンセプトを、より身近に、視覚的に楽しんでいただけるようにした」と話す。店頭に並ぶ様々なパッケージが、消費者に手に取る楽しさを提供し、購買意欲を促進する効果も期待されている。
1950年に誕生した「ペコちゃん」。「ペコちゃん75thサイト」も公開
「みんなペコちゃん」という新コンセプトには、様々な毎日を送る人々に「ペコちゃんのような笑顔を届けたい」という思いが込められている。CMでは、誰もが共感できるブランド像を目指している。上白石は「自然体の笑顔」がミルキーのブランドイメージと重なるなどの理由で起用されており、ブランドへの信頼感や知名度の向上につながっているという。

