若者に共感される言葉を模索
サントリーは5月2日から13日まで、東京・渋谷の「SHIBUYA CAST.(渋谷キャスト)」で、特別なバー「グラスとコトバ」を開催する。その時の自分の気持ちに合わせたカクテルを提供する体験型イベントであり、昨年に続いて2回目の実施。今回はカクテルメニューを前回よりも拡充しており、若者に対してバーやカクテルの魅力を伝えるとともに、同社のカクテルブランドなどへの関心を高める考えだ。料金は1000円。コンセプトムービーも4月10日から公開している。
プロのバーテンダーが作ったカクテルを提供
イベント会場では、空のカクテルグラスと、様々な気持ちを表す言葉が書かれたコースターが壁一面に並ぶ。その中から1組を選び、バーテンダーに渡すことで、「選んだ気持ちに寄り添ってくれる」特別なカクテルが提供される。カクテルやバーを身近に感じてもらうことを目的としており、ノンアルコールカクテルの提供も行う。
バーテンダーは、国内のカクテルコンペティションで受賞歴を持つプロが参加する。手渡される「カクテルブック」には、カクテルに関する解説や注文方法に加え、勤務するバーの紹介も掲載。第1回から継続して参加しているバーテンダーもおり、同イベントに来場した若者が自分のバーに訪れるようになった例もあるという。
