アナログゲームの国内最⼤規模イベント「ゲームマーケット2025春(ゲムマ2025春)」が5月17日、18日の2日間に千葉市の幕張メッセで開催された。アナログゲームとは、ボードゲームをはじめとしたカードゲーム・テーブルゲーム・TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)・TCG(トレーディングカードゲーム)・マーダーミステリーゲームなどを含む“電源を使⽤しない”ゲームの総称。ゲーム自体の楽しさも然ることながら、デジタル化が進む近年において、対面での「コミュニケーションツール」という側面からも、今注目が集まっている。
5月17日、18日に開催されたゲムマ2025春で先行発売されたアナログゲームを、いくつかピックアップして紹介していく。
マンガ×妄想!? 漫画家やインフルエンサーら描き下ろしの共感系ボードゲーム『妄想プロフィール』
アナログゲーム制作団体「ゲーム工房カコムタク」は、架空の漫画キャラのイラストだけを見て人物設定を妄想する共感系ボードゲーム『妄想プロフィール』が「ゲームマーケット2025春」で先行発売し、翌19日から全国の小売店で発売する。Amazonでも販売する予定。
『妄想プロフィール』は、架空の漫画キャラクターのイラストだけを手がかりに、プレイヤーが必殺技・主人公との関係性・あいさつの台詞などの登場人物設定を自由に妄想。その妄想をヒントに、親プレイヤーがお題のキャラを探し当てる“おしゃべり重視”のパーティーゲーム。「こういうキャラって絶対こういう展開あるよね」と、マンガあるあるを呼び起こし、ありもしないマンガの妄想トークが広がる。
