花王EssentialのZ世代攻略 平成リバイバル共感型コラボ施策

花王のヘアケアブランド「Essential」は5月16日から、セガの「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」とコラボレーションを実施。限定WebCMとSNSキャンペーンを開始した。企画制作はスパイスボックス。

キャンペーンは、2000年代に人気を博した「ラブ and ベリー」のゲーム映像を用いながら、梅雨に多い“髪のうねり・広がり”といった悩みをテーマに、ヘアケア商品の訴求を行うもの。当時のゲーム筐体の映像を用いたコラボレーション動画の制作は、「ラブ and ベリー」史上初の取り組みとなる。

「当時のアーケード筐体を特別に用意し、デジタルで映像を収録することで、ファン世代の記憶を呼び起こす鮮明な仕上がりとなりました。台本は、ゲーム特有のテンポや雰囲気を壊さないように調整。新たに描き起こしたシーンでは、当時の世界観を大切にしながらも最新の技術を活用し、懐かしさと新しさが共存する映像表現を実現しています」(セガ 「ラブ and ベリー」担当者)。

今回、コラボ施策に至った背景について、花王のヘアケア第1事業部 宮本英里氏は次のように語る。

「今回のコラボに『ラブ and ベリー』を選んだ理由は2つあります。1つ目は、リブランディング後のエッセンシャルが掲げる“心ときめくヘアケア体験”という理想と、『ラブ and ベリー』が持つ“オシャレを楽しむ”世界観に親和性の高さを感じたためです。特にZ世代を中心に平成レトロブームが広がる中で、『ラブ and ベリー』の持つ魅力は話題性も十分でした。

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