着想したのは2024年2月。そこから1年以上にわたり、「チキンラーメン」のたまごの白身をきれいに白くする方法をひたすら考えたという。最も苦戦したパーツが「オムニディレクション ヒートドリップシャワー」。試作段階では卵の黄身の表面まで白くなってしまったり、シャワーの勢いが強すぎて白身に穴が空いてしまったりとさまざまな課題が生じたほか、卵によって温度や大きさなどが異なるという複雑な条件下においても、“しろたま”づくりを確実に成功させる必要があったためだ。顧客が満足する“しろたま”を実現するため、穴のサイズや配置に1mm単位で徹底的にこだわり、12パターンもの試作品を作って検証した結果、ついに最適な形状へとたどり着いている。
チキンラーメン理想の白身を実現 日清、世界初「しろたまメイカー」開発
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