来年度には新たなデジタルバンクも立ち上げる
三菱UFJフィナンシャル・グループは、新たなサービスブランド「エムット」を発表した。リニューアルされた「三菱UFJ銀行」アプリを起点に様々なサービスにつなげていく。金融知識に自信がない人や、具体的な行動を起こせない人でも、資産運用から相続まで幅広く参加しやすくすることを目的としている。
「エムット」について発表したグループCEOの亀澤宏規社長(右から2番目)
「エムット」の「エム」は、グループ名の頭文字であると同時に、「マネー(Money)」の頭文字も意味している。すべての人のお金に関わる課題を「まるっと」サポートするという意味を込めて、ロゴマークに「アットマーク」を採用した。
エムットの第1弾として、全面リニューアルした「三菱UFJ銀行」アプリを6月2日にリリース。個人顧客3300万人のうち、1000万人を超える利用者に日常的に使われている銀行アプリであり、銀行サービスにとどまらず、カード、証券、決済などの多様な機能にワンストップでアクセスできるように刷新された。
「ポイントアッププログラム」も強化
インターフェースも改善され、ホーム画面ではよく使う機能を自由にショートカットとして設定できるほか、ユーザーの好みに応じてカスタマイズできる仕様となっている。リクルートと同社が共同で運営する決済サービス「COIN+(コインプラス)」との連携も強化され、アプリ上での残高確認から決済までをスムーズに行えるようになった。
