若者が「未来がない」判定した企業、職種とは?
「AIによって生まれる仕事・奪われる仕事」と銘打った記事を誰もが目にしている今、Z世代の就活生Oさんが“入社ナシ”判定する企業とはいったい。
インターンシップや選考を通じての個人的な感想ではありますが、会社によってカラーは違うなと感じました。
例えば、某大手IT企業は、技術面に安心感が持てる一方で、縦割り感が強く、自身の求める、問いかけがあるようなコミュニケーションを期待できないと思いました。
一方、中小のIT企業は、大企業より問いかけのあるコミュニケーションを期待していましたが、そうではありませんでした。クライアントからの指示を受ける指示待ち、下請け感を感じてしまいました。将来的には開発担当が1人いればあとはAIに任せられる世の中になるだろう、と思うので、今後は多くの社員が仕事にあぶれそうだと思ってしまいました。
そういう経験を経て、就職活動で起業に幻滅してしまった、というのが正直なところです。
職種については、思うことはあるのだろうか。
銀行はなくならないけど窓口業務がなくなっていく様に、エンジニアなども、“このコンピューター言語の使用経験のある人”といった求人は危ないな、と思って見ています。
今後も残る仕事となくなる仕事の違いは、AIを活用しつつ、最終判断を人間が下すべき職能があるかどうか、だと思います。
そのようなAIネイティブのOさんから見て、働くことや未来は悲観的に捉えているのか。それとも希望を感じているのだろうか。