佐藤雅彦氏が語る「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」、40年にわたる創作活動を展示

作り方が新しければ、自ずとできたものは新しい

学生時代には、まさか自分が表現に携わるとは思いもよらなかったという。大学卒業後、1977年に電通に入社し、SP広告局の印刷管理部に配属。そこで、初めてマスプロダクトに関心を持つようになる。そして見よう見真似で、しかも会社にあった定規でつくった「POETTRY FORUM」という朗読会のチラシが、佐藤氏のものづくりの始まりとなる。本展「第0章 方法論の萌芽」では、そのチラシを展示。また、以前から好きで集めていた料金表や座席表、段ボールに印字された商品情報などが、独自のデザインの原点にあることが明かされている。さらに原美術館のために制作したポスターや第36回 朝日広告賞グランプリ受賞作である「ペチカ」など、貴重なグラフィック作品も並んでいる。

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