原宿の“ビーチ”でコロナビールを無料配布 ビール最大手ABI、ノンアルの飲用シーン拡大図る

ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブの日本法人AB InBev Japanは、世界180カ国以上に展開する「コロナビール」ブランドから、ノンアルコールビール「Corona Cero(コロナ セロ)」を発売する。7月14日から一部小売店、飲食店にて先行展開。それに先駆けて同月11日から、東急プラザ原宿「ハラカド」(東京・渋谷)屋上にて体験型イベントを開催し、飲用シーンの拡大を図る。全国での発売は同28日。

ノンアルでも「ライムを添える飲み方」を踏襲

「コロナ セロ」は、既存のコロナビールからアルコールのみを除去し、味わいや香りはそのままの設計を目指したノンアルコールビール。330mlボトルで展開し、既存品と同様に冷えた瓶にライムを挿す独自の飲用スタイルを提案する。

ノンアルコールビール「Corona Cero(コロナ セロ)」。通常のコロナビールと同様、ライムを指した瓶をそのまま飲むスタイルを飲食店でも提案し、既存のノンアル商品との差別化を図る。

カントリーディレクターの野田耕平氏は、「シーン問わずリフレッシュできるという体験の提供を打ち出し、消費者の選択肢を広げたい」とコメント。シニアブランドマネージャーのケイティ・キム氏も「『飲めないから仕方なく選ぶ』商品ではなく、『自分の時間を心地よく過ごすために選ぶ』存在にしたい」と話した。

「コロナビール誕生100周年、日本法人誕生10周年の節目の年に、日本市場にコロナセロを広げていく」とカントリーディレクターの野田耕平氏

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