「笑えるくらい涼しい釧路」に最高賞 北海道の広告を称える「SCC賞」発表

北海道をテーマにした広告とその制作者を顕彰する「SCC賞2025」(主催:札幌コピーライターズクラブ)の受賞結果が発表された。

最高賞には、釧路商工会議所のPRポスターシリーズ「笑えるくらい涼しい釧路」が選ばれた。本作はA2ポスター10枚に加え、変形パネル1点で構成されており、「夏は笑えるくらい涼しい946(くしろ)で会いましょう。」「まだ夏に汗かいてるの?」「怪談話がなくてもヒヤッとした夜を過ごせます。」といったコピーを用いている。

イメージ 広告 「笑えるくらい涼しい釧路」

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制作は名塚ちひろ氏(ドット道東)。釧路の6~8月の平均気温は約22℃で、8月でも平均気温が10℃台になる日は珍しくないという。そんな北海道ならではの涼しさをユーモアを交えて伝え、強い印象を残した点が評価された。

札幌コピーライターズクラブ(SCC)は、北海道在住のコピーライターやCMプランナーなど、広告や販売促進に関するコピーライティングを主たる業務としている会員によって運営されている。SCC賞は、北海道内在住者による作品や道外在住者の道内展開作品を審査対象としている。

本年も昨年の審査会同様、公開審査を実施した。特別審査員は一倉宏氏が務めている。

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主な受賞作品は以下のとおり。

最高賞

・「笑えるくらい涼しい釧路」PRポスターシリーズ

釧路商工会議所/名塚ちひろ(ドット道東)

準最高賞

・「考えよう動物と防災」

アイリス動物医療センター/鹿野泰央(ADKマーケティング・ソリューションズ)

・「でっかいどうが、ちっちゃいどうに!シリーズ」

インフォマート/早坂涼(Hug)

SCC賞

・北海道広告業協会PR広告「5月5日は平日といたします」シリーズ

北海道広告業協会/本田利明(ファーム)、阿部玲奈、鎌塚慎平(東急エージェンシー)

・「もっとみんなのススキノへ」

東急不動産/遠藤誠之(アルファシリウス)

・認知促進施策

日本不動産鑑定士協会連合会/鈴木拓磨(スコピー)

・札幌ステラプレイス 2024 シーズンポスター シリーズ

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