「持ち物には名前を書きましょう」 石橋静河の独白で始まる三井住友カードCM

8つのCMでナンバーレスカードの特長を伝える

三井住友カードは、ナンバーレス仕様のクレジットカード「三井住友カード(NL)」の新テレビCM「街を、時代を歩く人」篇を7月1日から放映している。全8篇のCMで8つの特長をそれぞれ訴求し、女優の石橋静河が職業や背景の異なる8人の人物を演じ分けている。

写真 CM カット 石橋静河の独白が印象的な新テレビCM「街を、時代を歩く人」篇

石橋静河の独白が印象的な新テレビCM「街を、時代を歩く人」篇

各CMはナンバーレスカードの機能と生活のリアルな場面を重ね合わせて表現している。「ナンバーレス」篇では、石橋が「子どもの頃、持ち物には名前を書きましょうと教わりました。大人になったら怖くてできません」と語りながら本を整理する場面から始まる。その後、「ナンバーレス・サインレスで安心カード。」という特長が画面に表示される。

三井住友カード「街を、時代を歩く人」篇_タッチ (15秒)

ほかの7篇でも、石橋が淡々とした表情とトーンで語りかける構成が印象的。「消費税ってみんなが払うものだからこそ、暮らし方をちょっと工夫したくなりますよね」「コツコツやり続けていることを、誰かがそっと見守ってくれているって、やっぱり嬉しいですよね」など、日常の中のささやかな感情を表現している。

構成では温度感を重視。高揚感のあるドラマチックな演出ではなく、日常を映画のワンシーンのように描くことを意識したという。

三井住友カード「街を、時代を歩く人」篇_ナンバーレス(15秒)

CMについて、クリエイティブディレクターの麻生哲朗氏(TUGBOAT)は「三井住友カードNLの常に刷新されていく総合力を、断片の集合体として訴求していこうという企画です。生活の様々なシーンで湧き起こるさまざまな感情、ささやかな感情に丁寧にフィットしていく商品の世界観を作っていくのが狙いです」と語っている。

既存ユーザーの利用促進より、入会促進を主な目的としており、未所持者への想起を促す意図がある。社名検索や公式ページへの来訪など、行動喚起につなげる狙いだ。

ナンバーレスカードとは、カード表面や裏面に番号などが印字されていない仕様のクレジットカードであり、高いセキュリティが特徴。カード番号、有効期限、セキュリティコードはWebやアプリで確認できる。

三井住友カード「街を、時代を歩く人」篇_スピード(15秒)

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スタッフリスト

CD+企画+C TUGBOAT
CPr 柿沼秀宣
Pr 野中直、三木章太郎
PM 中原すみれ
演出+撮影 林響太朗
助監督 柏原柚葉、小川さくら
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照明 田上直人
美術 岡本真由美
編集(オフライン) 柿原未奈
編集(オンライン) 堀陽子
カラリスト 西田賢幸
音楽 戸波和義
ミキサー 浅田将助
ST 伊賀大介
HM 秋鹿裕子
CRD 高橋亨
CAS 杉山公代、村瀬耕平
BP 仙波晋二、中井翔

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